2023年 9月 1日、Kindleで『ポリコレ少女舞依』をリリースしました。価格は、100円です。
あらすじ
ポリコレ少女舞依は、お隣に住むフィギュア収集家のおっさんからスーパーヒーローに改造されてポリコレを守るために戦う少女のお話です。
こう書くとポリコレ完全無視のような印象を受けますが、作中ではそれをフォローしながら、ポリティカル・コレクトネスやフェミニズムについて学べます。
作風・特徴
セリフ率45%、余白率も42%と、セリフ多めで、余白の多い仕上がりになっています。
タイトルからは、真面目にポリコレを扱ったものか茶化したものか判別がつかないと思いますが、独自のテーゼが多く、肯定派と否定派どちらかの立場で対立を煽るケースは少ないと思います。ドラマとして否定と肯定の掛け合いが多く、そのなかには過激な応酬もありますが、表現は漫画的なものです。
内容は、決してポリティカル・コレクトネスや差別問題、社会的コンプライアンスを腐したものではなく、それらへの問題の提起、提言が含まれ、フェミニズム作品としても読むことができます。
どんなひとにオススメ?
文字数は9万文字弱、表面的にはオタクを攻撃するように受け取られる部分もありますが、コンテンツとしては明らかにオタク向けで、ポリコレへの拒絶感さえなければ、普通にオタクが楽しめる内容のものです。自虐ネタもOKのオタクのひとにマッチすると思います。
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- 文字数
- 3
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- ポップ
- 5
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- ポエム
- 1
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- 異形
- 4
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- 恋愛
- 4
- 著者
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井上信行
- ジャンル
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ガールズヒーロー
- 文体
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女子一人称
- ページ数
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単行本換算210ページで、3時間程度で読み終えることができます