あらすじ
第1章 ドキドキ・下駄箱事件
取り柄もないパッとしない《只野ナミ》に世紀のイケメン《華鳴池テル》が告白したとの噂が校内を駆け巡る。
第2章 ドキドキ・宇宙戦争
そんな折に宇宙戦争が勃発、恋のライバル《三千堂レイカ》との争いを後目に人類は滅亡の危機を迎える。
第3章 ドキドキ・タイムマシーン
タイムマシーンで地球の滅亡を食い止め、宇宙人に対抗すべく過去に戻って防衛大臣をすげ替える計画を立てる。
第4章 ドキドキ・シリアス展開
防衛大臣暗殺の実行に名乗りをあげたのは《三千堂レイカ》。しかし、計画は失敗。
第5章 ドキドキ・終末生活
時間軸の異常で滅亡後の地球にふたりだけ飛ばされた《只野ナミ》と《華鳴池テル》。ドキドキのキャンプ生活。
第6章 ドキドキ・修学旅行
瀕死の地球からボラギノール星人の手で救われた親友たちと、バーチャルな京都へ修学旅行。
第7章 ドキドキ・学園祭
ポキール星人の手を逃れ、学園艦だけで地球を目指す。学生だけの艦内に再現された中学では学園祭が開催される。
第8章 ドキドキ・反政府組織
地球は戦争のまっただなか。《只野ナミ》たちは反政府組織に入り、最終決戦兵器『少年A』を完成させる。
第9章 ドキドキ・月面基地
別の時間軸の月面基地の《只野ナミ》は、少年Aを制すべく『少女A』を作り上げ、少年Aとの融合を目指す。
第10章 ドキドキ・日本創生記
場面は一転、《只野ナミ》と《華鳴池テル》は7万年の過去の世界へ。そこでふたりは日本を創生する。
エピローグ ドキドキ・続・下駄箱事件
現代に戻った《只野ナミ》。はたして宇宙戦争と人類の滅亡、再生を経験した《只野ナミ》が取った行動は?
特徴
学園胸キュン系はちゃめちゃSFで、単純な学園モノではなく、SF部分がそれなりにハードSFとして描かれています。セリフ多めでポップな文体で、恋愛はありますが一切のエロはありません。物語のテンポが異様に速いのが特徴です。
どんなひとにオススメ?
読者層は中学生以上を想定、作中にはタイムマシンや時間軸にかかわるSFの難しい概念が出てきますが、そこを理解できなくても楽しめる内容になっています。
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- 文字数
- 2
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- ポップ
- 5
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- ポエム
- 3
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- 異形
- 5
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- 恋愛
- 5
- 著者
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井上信行
- ジャンル
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学園SF
- 文体
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主人公(女子中学生)の一人称で、セリフが多くハイテンポで展開します
- ページ数
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単行本換算で260ページ、3時間程度で読み終えることができます