ひきこもりのユミがアニメーターになるまで

2023年 5月 29日、Kindleで『ひきこもりのユミがアニメーターになるまで』をリリースしました。『アニメーターの老後』の続編ですが、読んでいなくても楽しめます! 価格は、100円です。

あらすじ

 中学2年からひきこもりをはじめた神崎弓は、母親との折り合いの悪化から大阪の祖父の家に引き取られます。祖父は大企業神崎グループの会長で、絵が好きな弓にかつてアニメーターを務めていた親戚に引き合わせますが、そこから弓の原作によるゲーム、漫画、アニメといった計画が始まります。しかし、弓の画力とノウハウのない神崎グループではどれもうまくいかず、やがて彼らは3億の借金を背負います。はたしてその先、どうなるのか。

作風・特徴

 主人公のユミが読者に語りかける独白スタイルで、ユミの気分により詩的なとき、やさぐれたとき、大阪弁、と文体が変化します。地の文が多く、余白も少なめですが、口語文なので文章の密度の割にはスルスル読めます。リアル系で、魔法や超能力は一切ありません。

どんなひとにオススメ?

 対象とする読者はアニメ好きの高校生以上、特にこれからアニメーターや漫画家を目指すひとには刺さると思います。エロや暴力、その他コンプライアンスに抵触するような描写は一切ありませんが、主人公がひきこもっている部分の描写に精神的にヘビーな部分があります。

  • 文字数
    4
  • ポップ
    3
  • ポエム
    3
  • 異形
    3
  • 恋愛
    1
著者

井上信行

ジャンル

青春

文体

一人称で、読者に対して語るスタイル

ページ数

単行本換算320ページで、6時間程度で読み終えることができます

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