2024年 8月 17日、Kindleで『聖なる鳥』をリリースしました。価格は、100円です。
あらすじ
地球にいる男性主人公と、木星の浮遊大陸側にいる3人の女性主人公相互の視点で描かれ、「ビジョン・クエスト」と呼ばれるオカルティックな通信によるコミュニケーションを軸に、それぞれの文明の破局をどう乗り切るかが最終的な課題となります。ただし、描かれるのは庶民の視点であり、物語は目先の事件・難局への対応がメインとなり、世界を救うような壮大な使命を持ったものではありません。
作風・特徴
余白率は37%、セリフ率は35%と、余白・セリフともに多めで、文字数は13万文字弱と、4時間程度で読める内容になっております。
作品全体としては、アニメ的にポップに描いた部分が多く、武器や科学技術の設定はSFよりもファンタジーに近いものになっています。科学技術に関して複雑な説明は多いのですが、エビデンスのあるしっかりとしたものではありません。
どんなひとにオススメ?
70年代のサイケデリック系、あるいは宇宙オカルト系をベースにしたSFとファンタジーとが融合した作品です。アニメ的なポップな描写がありますが、物語のロジックはハード系なので、それなりに骨のあるものを好まれる方のほうが向くのではないかと思います。
エロとグロに関しては、エロは存在しませんが、一部に戦争での残酷な描写が含まれます。その描写も大半は直接には描写せずに詩的に言い換えられています。また、基本的には戦場での写実表現がベースとなり、殊更に残虐性を強調したものではありません。
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- 文字数
- 4
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- ポップ
- 3
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- ポエム
- 4
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- 異形
- 3
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- 恋愛
- 1
- 著者
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井上信行
- ジャンル
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サイケデリック系SFファンタジー
- 文体
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男子一人称+三人称
- ページ数
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単行本換算280ページで、4時間で読み終えることができます