『アニメーターの老後』リリースしました。

アニメーターの老後

 2022年 12月 15日、Kindle限定で『アニメーターの老後』をリリースしました。
 さよならおやすみノベルズがお送りする小説の第10弾、いままでファンタジー~マジックリアリズム系が多く、人類滅亡しがちでしたが、今回は地味でファンタジーもマジックも抜きで仕上げました。
 価格は、320円です。

あらすじ

『アニメーターの老後』の主人公は原画、作画監督、絵コンテなどを経験した五十代のアニメーター名村英敏です。
 かつて作監、絵コンテなどまでこなしたアニメーターの名村英敏は五十路に入り、仕事も途切れがちになってきた。そんな折に故郷の父が逝去。弟は残された母の面倒を見ることになるが、東京にいる名村英敏自身は何も出来ず、警備員の仕事で日銭を稼ぎながらアニメーターを続けます。仕事は日に日に減っていくし、新しい技術にも追いつけない。名村英敏は、実家の切り盛りで苦労する弟夫婦との軋轢に揉まれながら、この先生きる道を模索します。

ジャンル・特徴

 小説ですが、エッセイにも近く、基本的にはエピソードの羅列、名村英敏がいままで見てきたアニメーションに対する語りが多く、明確な起承転結はありません。内容は主人公の境遇を反映して、地味で起伏がありませんが、カタルシスはそれなりに発生します。

 ページ数は単行本(18行40字)換算で380ページ、文字数はあとがきや章タイトル込で21万文字、読了に7時間程度かかります。余白率は23%、台詞率は9%と、割りとぎっしりと文字(主に地の文)で埋まっていますので、読書感はそれなりに重めです。

作風・特徴

 リアル系で、魔法や超能力は一切ありません。文体もやや固く、やや重い路線で書いています。内容もところどころ非常に理屈っぽく、それなりの覚悟で読まないと飲み込めないかもしれません。

想定読者層

 昭和四十年代からのアニメーションの歴史を振り返りつつ、いくつかのアニメへの評論、ゲームとアニメーションの絵コンテワークの違いなどに振れた部分もありますので、ゲーム・アニメ・漫画好きなひとにおすすめします。作品への言及は、過度に批判的なものはありませんので、ファンであっても警戒せずに読めると思います。ただし、語っているアニメや漫画が古く、若い人が読む際には歴史の授業を受けているような気持ちになるかもしれません。

仕様

 全6章
 単行本換算  390 ページ(18行40字換算、禁則追い出し)
 原稿用紙換算 600 枚
 総文字数   210116 文字
 余白率    22.59 %
(弊社アルゴリズムによる計測です。数%の誤差がある可能性があります)

 日本音楽著作権協会(出)許諾第9032637001Y43030号

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