
ナツミ ナツミと────
サクラ サクラの────
ナツミ さくひん案内のコーナーでーす!
サクラ 爆 今回の紹介はこちら!
option imgbox
サクラ うふ 『昭和58年の宇宙移民』
ナツミ 宇宙移民ってことは、SFだね?
サクラ そう! 昭和58年の時代に宇宙へと移民するお話!
ナツミ はて 昭和58年っていうと、1983年だから、40年近く昔?
サクラ うふ そう。小池百合子がまだ『竹村健一の世相講談』でアシスタントキャスターやってた頃。
ナツミ 爆 わかるかヴォケェ~!
サクラ 爆 キャッ!
ナツミ 昭和のお話ってことは、読者層はやっぱり40代以上を想定?
サクラ ぽえ 当時を知ってると更に楽しめるとは思うけど、基本的には高校生以上、だれでも読めると思う。
ナツミ で、今回のタイトルも長編なんだよね。
サクラ 文字数で18万文字、単行本換算で370ページくらい。読書時間だと5~6時間いったところかな?
ナツミ それは読み応えがありそう。エロやグロは?
サクラ ぽえ グロはほんのちょっと。
ナツミ はて たとえば?
サクラ 宇宙船の事故で、エリア一角が全滅する。
ナツミ は? それ、ちょっとっていうかなぁ。
サクラ うふ あと、ヤクザの抗争で主人公が蜂の巣にされちゃう。
ナツミ 汗 ぶっちゃけ、ちょっとってレベルじゃないよね?
サクラ たら まあ、そうかも。でも、読んでトラウマになったりするほどのことはないと思う。
ナツミ ていうか、主人公死ぬの?
サクラ 爆 古澤幹夫、いっぱいいるから大丈夫。
ナツミ 汗 主人公がいっぱいいる?
サクラ たら そうそう、複数の古澤幹夫視点で書かれてるから、いっぱいいる。
ナツミ うーん。なんだかよくわかんないけど、エロは?
サクラ きら 読み方次第。
ナツミ はて 読み方次第?
サクラ うふ 直接的な表現はないけど、婉曲的なエロ表現が縦横無尽。
ナツミ 悲 縦横無尽って。
サクラ ぽえ しかも、なんも象徴してない詩的表現も入り乱れてるから、どれがエロいかわからない。
ナツミ 困る それ、場合によってはすべてがエロに見えてしまうのでは?
サクラ 爆 そうなんです。そのうち移民船のドッキングベイが開くだけで興奮するようになる。
ナツミ 悲 おかしいでしょ、そのひと。
サクラ ぽえ 逆に、ココロが真っ白な小学生だったら、読んでも問題ないと思う。
ナツミ ええっと、それだけだと親御さんが心配なさるので、この作品中でいちばんエロい、これを子どもに読ませるのはどうか、というとこを挙げてもらえる?
サクラ へへ そこまでしないとダメ?
ナツミ は? いや、これは大人の読者に対しても同じことで、実はエロなんだぜひっひっひ、なんて態度で臨むべきじゃないと思うの。
サクラ ぽえ ええっと……
ナツミ 私とスズちゃんとで、どの古澤幹夫がオリジナルか、あれこれ考えてまーす。
サクラ 爆 このお話ってなんだかめちゃくちゃな気がするんだけど、辻褄って合ってるの?
ナツミ それは、コメンタリィを読んでのお楽しみ!
サクラ と、いうわけで、昭和微エロ宇宙SF『昭和58年の』、Kindleで発売中でーす!
ナツミ みんな読んでねー!
サクラ にゃーでぃおコメンタリィはこのサイトのトップからも行くことができまーす。
ナツミ 爆 それでは、にゃーでぃおコメンタリィでまたお会いしましょう!
サクラ 爆 お会いしましょう!
ナツミ サクラとナツミの作品紹介のコーナーでしたー!

ふたりで交互に見上げる天井に、いろんな景色が浮かぶ。ふたりの吐息が部屋を暖めて、彼女の匂いの中に、僕の匂いが混じっていく。
とか、そして亜実はいつものように、僕の冬眠装置に潜り込んでくる。明かりを落として抱きとめると、濡れた闇はときめきの先端を、するりと飲み込む。
このあたりかな?
ナツミ 普段 NGですね。
サクラ 爆 ええ~~~~っ! エロいワードないのにぃっ!
ナツミ 親御さんがお子さんに聞かれて説明に窮するものはダメです。
サクラ ふぇ 厳しいなぁ。
ナツミ きら 嘘を吐かずに説明できる方便があったらOK。
サクラ うふ これはね、おちんちんがね……
ナツミ 怒 言うな!
サクラ とまあ、こういう描写ばっかりなわけではないので、大人の方はそういうエッセンスとして楽しんでいただけたら、と。
ナツミ はて 表現としては婉曲な微エロまじりだけど、中身はどうなの?
サクラ うふ 中身は『古澤幹夫』という複数の同姓同名の主人公が、『中江亜実』という踊り子でヤクザの情婦のヒロインを連れて、滅亡寸前の地球から宇宙移民へ旅立つお話。
ナツミ 悲 ……なんだそれ?
サクラ 表面的には、婉曲微エロで滅亡系SFだけど、テーマとしては人生の意味や社会の構造を問いかけた作品。
ナツミ 困る もちろん、そういう部分やエロなんかも気にせずに楽しめるよね?
サクラ ぽえ うん。詩的な作品だと思う。
ナツミ 普段 たとえば?
サクラ ぽえ 宇宙は甘いんだよ、どこまでも。大気圏を抜けるまではありとあらゆる雑味、えぐ味に塗れていて、だけど外気圏を出ると同時に口に残らない甘さがただずっと通り抜けていく。それは星のかすかな甘味よりも更にかすかな、空間に薄く広がる甘み。
ナツミ なるほど。あとは、読者を裏切るようなことってない?
サクラ ネタバレになるので隠しておきますけど。こちら。㊙【ネタバレを厭わないひとだけここをクリック】㊙
ナツミ ああー。そうだね、それは言っておいたほうがいいね。たとえネタバレでも。
サクラ ふぇ やっぱりそう思う?
ナツミ は? うん。それで、総合的に考えると、なんだか救われない物語に思えるのだけど、大丈夫?
サクラ うふ 読後感は悪くないと思う。爽やかとまではいかないかもしれないけど、宇宙の果てまで旅して、何か掴んだって感じで読み終えられるんじゃないかな。
ナツミ 爆 すごい大風呂敷!
サクラ じゃあ、Kindleで250円だから、それを買って読んでもらってぇ……
ナツミ そのあとは、にゃーでぃおコメンタリィも用意してありまーす。
サクラ 爆 読んだ人にしかわからないクイズを解いたら読める特典コーナー、にゃーでぃおコメンタリィ!
ナツミ この作品紹介みたいな感じで、私たちがおしゃべりするんだよね。
サクラ そうそうネタバレありで、制作秘話や設定について語っちゃいまーす。
ナツミ きら 👇リンクはこちらから!👇
option imgbox 